Eチーム:平成26年3月21日(祝)卒部式+先週西須磨大会感想

平成26年3月21日(祝)卒部式が行われました。6年生は今日で最後。選手はもちろん、保護者のみなさまも含め、6年間サッカーを続けてこられたこと、頭が下がる思いです。本当にお疲れ様でした、そしてこれまでお世話になりました。ありがとうございました。

 先週16日(日)の卒部大会で、6年生の試合を見させていただきましたが、スピードやパワーはもちろん、「さすが!」と思う点がたくさんありました。特に

  • 味方のプレーに的確に指示する声かけ
  • 常にダイレクトで相手の裏を狙おうとする意識
  • 前線でのポストプレー

などなど、Eチームもこうなってくれればと大変勉強になりました。練習中、上級生のプレーを見る機会はたくさんあります。良い見本が目の前にあるんですから、どんどんマネしていくことも大切だと思います。

 さて、西須磨3年生大会の感想で、「集中していなかった」と書きました。これまでも何回か指摘したことですが、結果が良くなければ集中してないとなるわけではありません。

 もう少し説明が必要かと思いましたので、どんなプレーが集中したプレーになるのか?攻撃と守備に分けてプレーをいくつか選んでみました。次の動画見てください。

【3月25日追記】

 まず攻撃。しっかりと展開(ボールを大きく左右に動かすこと)が出来ていて、アタッキングサードで有利な状況(1VS1)に持ち込み、シュートチャンスにつなげています。また、ワンツーで相手の裏に抜け出し、もう少しでビックチャンスになりそうな場面もありますね。

 次に守備。前線からしっかり守備をして相手のジャマをしてミスを誘い、それをパスカットやサイドラインに押しやれています。また、自陣で抜かれると危ない場面でしっかりとボールに向かっていき、相手を遅らせボールを奪うことが出来ていますね。

 

 動画を見れば良いシーンだなと感じると思いますが、大会中一日通じてこのようなプレーができていた選手は少なかったと思います。その意味ではMVPのこうへいは安定して集中したプレーをやれていたから選ばれたということです。動画中のプレーの共通点に気づくことが出来たでしょうか?

 

【動画の共通点】

◎攻撃/守備にかかわらず、ボールが動いている間にスペースやボールに向かって走れている点

 

 集中していないプレー

×攻撃⇒ ボールを持っている選手のまわりに走りこむ味方が少なく、モタモタして

結局一人でドリブルするしかなくなってしまう。

×守備⇒ 相手にパスが通り、トラップして前を向かれた後にやっと追いつき、簡単

       に抜かれてしまう。

ので、もっと早い攻撃につなげるとともに、守備で相手に前を向かせないことを意識しなればいけません。

 

 集中しているプレー

◎攻撃⇒ ボールを持ちそうな(パスを受けそうな)味方の選手が追い抜かし裏へ

抜け出すなどボールに関わる選手が多い。走っている味方選手の足元

や走り込む方向へパスを出す。

◎守備⇒ 相手選手間のパスが動いているときにボールを追いかけ、受け手がトラ

       ップする瞬間を狙いプレスをかける。ボールを奪うかミスを誘う。

ことで、相手より有利に試合を進めることが出来ます。

 

 4年生の試合ではいつも集中していないと簡単に勝つことはできないと思います。毎日の練習から集中したプレーをすることを心がけてください。

Eチーム 鎌田