いつもはDチーム(4年生)コーチなのですが、たまにEチーム(3年生)を見させていただくことがあります。3月22日(土)、4月13日(日)と2回機会がありましたので感想を。
3月22日(土)
『味方の前にパスをする』『自分の前のボールに走りこむ』感覚が大切
走りながらボールを扱う練習をしてもらおうと思い、2人の選手が連携する
「クロスオーバー」→「ワンツー」→「シュート」
という練習メニューをしてもらいました。
初めてなので、なかなか上手くいきません。走りながらなので、トラップミスや、パスやシュートが思った所にいかないことは『あるんじゃないかな??』と思っていましたが、原因はその他、『パスする瞬間、そのときに味方がいる場所へパスしてしまう』ことにありました。パスが届くころには味方の後ろをボールが通るため、味方はスピードに乗れず、無理に止まってトラップミスをしていました。
確かに僕もこれまで対面パスの練習で「パスをしっかり相手の足元に~。」と言ってきました。なので、ある意味、子供たちはしっかり教えを守っています。教え方は難しい…。
①自分でドリブルするよりも前にいるフリーの味方にパスをする
②味方の足元にパスするより、前方にパスをして味方が走りこむ
方が、それぞれ大きなチャンスにつながりますね。
最近、高倉ちびっこ大会3位、有瀬大会優勝と結果を残せているのは、しっかりドリブルで前に前にボールを運ぶ(一人で長い距離ドリブルしていく)ことが出来る選手が、増えてきているからだと思います。それに加えて、3年生になったので、チームでボールを運ぶ感覚が分かってくると良いなと思います。
4月13日(日)
『自分がいる場所の前方でボールを受けるポジショニングをする』
『相手のボールをしっかり取りに行ってジャマをする』ことを意識する
前回の練習メニューが上手くできなかったのは、パスを出す選手だけが原因ではありません。パスを受ける選手が『自分の前でパスをもらえる場所にいない』からです。次の図を見てください。①と②どちらがパスを受けやすいですか?
②の方が良さそうですね。
①は前方に行き過ぎて、パスが来ても足元(自分の真下)でトラップするしかないですし、相手にパスカットされる可能性も高いです。
自分の後ろにパスが来た時、後ろ向きにトラップしてしまったり、ボールを足元深い場所で止めてしまうとスピードに乗ることができません。一瞬動けなくなってしまいます。そうなればすぐに相手のチェックを受けることになります。
図で見ればわかりやすいんですが・・・試合では点を決めたい気持ちが勝って、前の方に行ってしまいやすい。意識しないと試合でやるのは難しいことだと思います。
トラップしやすい位置でパスをもらうためには、おへそから『ボールもゴールも見える』場所にいることが目安です。①の位置ではボールだけしか見えません。ゴールが背中側にありますね。
以上のことを分かってもらうため、13日(日)は2VS1のメニューで、自分の前でパスを受けられる場所を意識して練習してもらいました。あと1VS1の時、守備側がボールをしっかり奪いに行くことと攻撃側がボールをしっかりキープすることを意識できれば、チームでもっと良い練習ができると思います。
Eチームの選手は良くも悪くも元気があり余っている子供たちが多いです。その元気がサッカー以外に向いている時間が多くて、とてもモッタイナ~イです。
3年生になりました。コーチの話、サッカーの話をよく聞いて、少しでも練習時間を増やすように取り組んで、みんなで強いチームを目指して下さい。
Dチーム鎌田
コメントをお書きください
sex telefon (金曜日, 03 11月 2017 22:29)
odtajać